犬が好きな事

これまで犬が怖がる事や嫌がる事を記述してきました。今回は犬が好きな事を記述していきたいと思います。

これは、シェルティ(シェトランド・シープドッグ)のオスであるウチの子を基準にしています。例えば同じ犬種でも、雌雄(オス・メス)によっても違うかもしれませんし、個々の性格によるのかもしれません。

複数の性格を比較していませんので、参考までにお読みいただければと思います。

  1.  群れと一緒に行動する事。
  2.  食べる事。
  3.  散歩に行く事。

犬種に限らないと思いますが、ウチの子が好きな事をまとめると、大まかに上の三つに大別する事が出来ます。

群れと一緒に行動する事。

ウチの子は、特に群れと一緒に行動する事を好みます。意外と体育会系なのです。

徹底していて驚く事は、

  • ボス犬と認識している私の前を絶対に歩かない事。
  • ボス犬と認識している私が共用スペースである台所、又はダイニングに行こうとする時は必ず先に行き、吠えて威嚇する事。
  • ボス犬と認識している私に対して絶対に吠えない事。

等です。

ボス犬 と認識している私の前を絶対に歩かない事。

ウチの子は、私の部屋と出口から続く廊下を縄張りと認識しているであろう事は前述しました。いつもは廊下の出口近くに居て、おじいちゃんが近づくと吠えて威嚇します。

縄張りに入らない様に威嚇しているのであろう事は分かります。例えば私が部屋から出てトイレに行くときなども必ず私の後ろを付いて歩いて来ます。私の前を歩かないのは、散歩に行った時も同じです。

特にトレーニングしたり、教えた事も無いのですが、私と行くときは必ず後ろを歩きます。この徹底ぶりには驚きます。

人間でも、会社の上司や、体育会の先輩に対してここまで徹底できる人は多くありません。その意味で言えば、非常に「出来る子」です。

ボス犬と認識している私が共用スペースである台所、又はダイニングに行こうとする時は必ず先に行き、吠えて威嚇する事。

これは、私の前を歩かない、という事と共通していますが、非常に徹底しています。私が立ち上がる様子を見ている、又は音によって反応します。私の顔色を窺っている時もあります。

私が立ち上がると必ず共用スペースに威嚇しながら入ってきます。そして、私の方に振り返るんですね。

得意げな顔をしています。これは、私の見る限り、私が喜んでいる様子を伺っていて、表情を見ているようです。私を喜ばそうとしていて、私が喜ぶと、自分自身も嬉しいようです。

可愛い奴です。

顔をおじいちゃんの部屋の方に向けて吠えて威嚇しながら目をこちらに向けていたりもします。明らかに褒めてほしくてやっている様です。

他の家族は、犬が吠えると近所に対して騒音の迷惑にならないかと気にしたり、

ボス犬と認識している私に対して絶対に吠えない事。

ボス犬と認識している私に対してウチの子は基本的に吠えません。「基本的に」と書きました。

吠える時もあるんですね。興奮状態には行った時、また、外出時、自分自身も一緒に連れて行った欲しい時等は吠えます。

その時は、私から目をそらして吠えようとしたり、おじいちゃんの部屋の方を向いて吠えたりします。

後ろを向いて吠えれば私に向かって吠えていない、としたい様で、誰も居ない、関係の無い方向に頭を向けて吠えたりします。

可愛い奴です。

一方で、別の部屋等で吠える声が聞こえる事もあります。

その時はおもむろに私の所にやって来て、怒られる時に見せる表情をします。皆さんもご存じかもしれません。

目を反らして反省するような顔をして、「お手」をしてきます。「お手」は、お礼と、申し訳ありません、の意味が混ざっている時にやって来ます。

つまり、自分自身で私に向かって吠えていると自覚している時は、自分自身から誤ってくるんですね。

この表情をして「お手」をするのは、その他おもらしをしてしまったときなどにもします。反省して、ひたすらに謝っているんですね。

ですから、非常に自分自身で強く律している様で、絶対に私に向かって吠えない様に気を付けている様です。

私も、一度私に向かって吠えた時には、声を荒げて怒ったり、という事はしません。

体をひっくり返して仰向けにし、お腹を手で押さえながら撫でて、言って聞かせます。つまり、服従のポーズです。

ウチの子は、良く犬好きの女性がやるように、抱いて撫でたり、という様なベタベタするのを嫌がります。

オスだからなんですかね。

ですが、非常に体育会系のリアクションをします。何か、会社の部下に慕われている様な錯覚に陥ります。

食べる事。

当然の事ながら、犬は食べる事が好きですし、食べ物を貰うと喜びます。

例えば、人間であれば、美味しいものを食べたい、であるとか、好きな肉をたくさん食べたい、と言った願望があります。

しかし、ウチの子は、肉とはいえ、鶏肉は大好物ですが、牛肉は残したりします。美味しい肉を食べたい、たくさん食べたい、という、人間の願望とは少し違う様です。

ですから、犬好きの人がウチの子を落とそうとしても落ちません。

ウチの子は、良く犬好きの女性がやるように、抱いて、ベタベタしたり、撫でたり、という事を嫌がります。

その一方で、体育会系な慕い方をしてきます。何か会社の部下に慕われている様な感覚に襲われます。

例えば、ウチの子の心を、ボス犬と認識している私から奪おうとして、たくさんの肉を食べさせようとしても、困難です。

ウチの子を見ていると、美味しいものを食べたい、であるとか、肉をたくさん食べたい、という願望ではなくて、

「同じ愛し合った群れの仲間と一緒に群れとして行動したい、」

という願望が有るようです。

ですから、私が食事をしている時は一緒に食べたいし、同じものを食べたいのです。

私が野菜を食べていると、同じ群れの犬として、好きではない野菜を私と一緒に食べます。

ですから、食事を群れの仲間と一緒にしたい、という願望が強く、美味しそうな肉を見せても、私と離れて、違う時間に食べるなら、一緒に野菜を食べたがります。

ですから、美味しい味や、好きな肉をたらふく食べたい、という事を望んでいるのではなく、群れの一員として一緒に私と行動して、狩りをして、同じ食べ物を食べたい、という気持ちの方が強いのです。

ですから、私はウチの子が好きな臭いのする乳製品や、肉をたくさん上げなくても、通常の臭いが強いドッグフードを与えるだけで、非常にウチの子は満足し、喜んでいるのです。

それよりも、食事の時間にウチの子の食事も一緒に用意して一緒に食べる、という事の方が重要です。

一緒に並んで食べれば、ウチの子は満足しますから、ドッグフードの量を特別に多く与えたり、高額な生の食品を与えなくても、非常に幸せを感じている状態である、と言えるでしょう。

散歩する事。

同じ群れの私と一緒に行動したい、という観点から言えば、私と一緒に散歩する事は非常に重要です。

外に行く時間を取るのも面倒だし、散歩位誰か言ってくれないか、と私が考え、家族の誰かが代わって散歩をしたとします。

ドッグランに連れて行っても、遠くに行ったとしても、喜ばせようと努力しようとしても、ウチの子は喜んでいません。

私と一緒に同じ群れの一員として行動する事が重要なのです。

ですから、私と例え近所の公園に行って戻ってくる、というだけの 10 分位の散歩であったとしても、非常に満足しています。

散歩に行かない、と自分自身から言ってくるときもあります。

散歩に行きたいときは、私の腕を舐めて来る訳です。ウチの子は、「外」であるとか、「行く」という言葉に反応して喜びますから、散歩に行くという事は言葉で理解しています。

通常は、聞けば舐めて来るのですが、稀に舐めて来ない時もあります。行きたがっていないのですね。

ですから、遠くに散歩すれば心をつかめる、と考えるのも間違っています。

犬の感覚はどうも我々人間とは異なっている様です。

食べ物であれば、「味覚」よりも「臭い」や、齧った時の食感の方が重要です。

散歩であれば、遠くに行くであるとか、楽しそうな場所に行く、というよりも、私と一緒に行く、という事の方が重要であって、優先順位は上です。

私は散歩に行くときは必ず、犬の意思を確認するようにしています。

ウチの子もそれを理解していて、慕ってきています。

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